サバニに乗って海から糸満の浜やまちを臨む、ウミアッカーと呼ばれる海人の視点になぞらえるようなストーリー展示
特色ある海洋文化を中心に、特徴的な地形と結びつけながら糸満市を紹介し、さらには海人が活躍した時代の文化に加え、農業など大地の恵みも紹介します。 そして、沖縄戦終焉の地として市民目線で戦争や平和を伝える展示や、戦後の復興、各地域に伝わる旧暦・伝統文化など、糸満市の魅力を探るテーマを個別に設けながらご紹介いたします。
【見学時間】午前9:00~午後17:00まで
展示概要はコチラ糸満の海は、多様な楽しみ方ができます。漁港としての海がこのまちを発展させましたが、名城ビーチや美々ビーチなどレジャーとしての海、大度海岸は、イノ―(礁池)での生物観察、リーフ沖ではサーフィンが楽しめます。
糸満の海
糸満の海中を泳ぐ魚を楽しむ入口通路
糸満の海を知る
糸満の海の中を疑似体験する
糸満海人は、明治後期から昭和初期にかけ南洋を中心として国内外の広い地域に出漁しました。国内においては、千葉県や福井県、国外においてはシンガポールやニューカレドニアまで出漁し、東南アジア海域にその足跡を残してきました。
月の満ち欠けで潮を読み、小型の木造舟サバニを駆り、豪快な追い込み漁アギヤーで豊かな海の幸を水揚げしました。
働き者の代名詞、糸満アンマーは海人の獲物を那覇まで売り歩いて家計を支えてきました。
漁業が発達する過程で生まれた、競泳用ゴーグルの原型となったといわれる「ミーカガン」、舟の中に溜まった海水をくみ出すための「ユートゥイ」など、様々な漁具の開発も見どころです。
サバニシアター
実物のサバニを展示したホールにはパノラマシアターで没入感ある映像をお楽しみください。
サバニを海原で疑似体験する
超ワイドスクリーンによる映像体験
琉球王国時代の糸満市域は現在のような一つの行政区ではなく、兼城間切、高嶺間切、真壁間切、喜屋武間切、摩文仁間切という5つの「間切り」によって構成されていました。 その後、明治後期の町村制施行により糸満町が加わり、兼城村、高嶺村、真壁村、喜屋武村、摩文仁村となり、戦後の3村合併(真壁・喜屋武・摩文仁)により、 三和村として統合された1町3村となりました。さらに、1町3村も合併し糸満町から糸満市へと統合され現在の行政区となっています。糸満市を構成する集落を学ぶエリアです。
糸満のなりたち
~地形と集落の形成~
糸満の地形や埋め立ての歴史などをひもといていきます。
糸満の地域の成り立ちを学ぶ
糸満の地形の移り変わり
【戦後の糸満行政区】
1908年(明治41)年3月31日付けの町村制施行時は、
糸満町・兼城村・高嶺村・真壁村・喜屋武村・摩文仁村の1町5村で行政区分されていました。
※西崎町と潮崎町は埋め立てによる造成区
糸満市には、琉球王朝が成立する前の三山時代(北山、中山、南山)に栄えた南山城跡や具志川城跡など、多くの史跡が確認されています。 大里按司・承察度が南山王となってから、汪応祖、他魯海に至るまで百年余りの間、南山を治めていたといわれ、琉球統一までに様々なドラマがあったようです。大里にある井泉カテシガーをめぐる、南山滅亡の逸話などは有名です。
糸満のグスク
~琉球歴史ロマンをたずねる~
糸満市内に点在するグスクの役割や時代背景を紹介します。
糸満のグスクについて学ぶ
グスクのジオラマや出土品展示など
糸満市の市の漁業は、歴史が古く糸満は海人うみんちゅのまちとして知られ発展してきましたが、農業も盛んです。
さとうきびは、基幹作物で耕作面積の4割を占めています。野菜や花卉、肉用牛等が盛んで多品目生産を特徴としています。
また、にんじんは、沖縄県の拠点産地認定を受けた品目です。
糸満における農業と漁業について、学ぶことができるエリアです。
農・漁・商のまち
~なりわいと人々のくらし~
糸満の農業・漁業の暮らしを人々のなりわいからひもときます。
糸満の暮らしを学ぶ
暮らしの中にある道具や当時を振り返る模型を展示
糸満市は、先の大戦における沖縄戦終焉の地であることから、市内には数多くの慰霊碑が建立されており、病院壕や避難壕として使われた大小のガマ(壕)が今でも往時の名残をとどめています。 沖縄戦の実態を後世に伝える努力は、これまでも取り組まれて来ましたが、ガマが多くの人の生命を守ったことも含めて戦争を後世に伝える努力も必要とされています。戦跡、慰霊碑や沖縄平和祈念公園はなどを体系的に学び、平和の尊さを実感することができるエリアです。
沖縄戦終焉の地
~語り継ぐ戦世と復興、平和への歩み~
沖縄戦終焉の地に暮らす糸満市民の目線で戦争について考えます。
また、その復興の様子も紹介します。
沖縄戦を学ぶエリア
沖縄戦を振り返る映像や平和への願いを展示
糸満では、今でも旧暦文化が大切にされています。これは、糸満海人が出漁の際に、月の満ち欠けに基づいた陰暦を採用していたためです。現代の沖縄県内でも珍しく、主な行事としては「お正月」「糸満ハーリー」「糸満大綱引き」などが旧暦開催としています。確かに少し不便ではありますが、地域に残る風習や慣習が大切に残され、形骸化することなく社会の中に息づいていることを学べるエリアです。
今も息づく伝統文化
~旧暦と年中行事~
糸満市内各地に残る旧暦の伝統行事について紹介します。
糸満の旧暦文化と行事を学ぶ
糸満ハーレー装束や行事料理の模型などを展示
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